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医師が伝えたい!バイアグラなどのED治療薬について

メディカルケア

4人に1人の男性がED(勃起不全)の自覚症状をもつ今の時代。
男性にとってはとても重大な症状でもあるので、ED治療薬を活用し改善していきたいものです。

基本的にED治療は保険適用外なので、医療費がかさむと考えがちですが、最近ではジェネリックのED治療薬も増えてきました。
まずはED治療薬の種類についてご説明します。

ED治療薬について

ED治療薬には主に3種類に分かれています。
それは、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」で、世界的にも一番歴史が長いのが「バイアグラ」で、ジェネリック医薬品も出ています。
それぞれの薬の違いは、ED治療薬に効果があるという部分は変わらず、持続時間や即効性があるのかどうかというもの。
それでも、薬の効果を一番発揮するには空腹時に飲むのがいいということは変わりません。

尚、ED治療の具体手的な内容は、これらの薬を服用することで改善を図り、医師の指示の元本人に一番適切なED治療薬を処方してもらうというものです。

他にも、根本的な解決策としては生活習慣病を改善することが提案されたり、最終手段として外科手術というものもあります。

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは新薬が特許期間を終えた場合、ほかの医薬品製造メーカーも同じ医薬品の製造が許可された製品を指します。

はじめて開発された医薬品を「新薬」(先発医薬品)とよび、9年から17年ほど特許期間が与えられ、これにより開発にかけたコストを回収し、新しい医薬品の開発ができる仕組みが設けられるわけです。
新薬に対し、ジェネリックは後発医薬品とよび、ジェネリック医薬品は開発費が含まれません。

そのため、新薬よりも5割ほど割安で購入できるメリットがあり、新薬の開発経路をもとにしているため、有効性も保証されている医薬品です。
またジェネリック医薬品は味を変えたり、薬の形態(錠剤やカプセルなど)を変えたりすることで飲みやすい薬に改良しています。

ED治療薬で代表的なのが、先述したバイアグラジェネリックです。

ED治療の新薬として開発されたバイアグラは2014年に特許期間が終了し、その後武田テバファーマ、富士化学工業、東和薬品などの医薬品製造メーカーがバイアグラのジェネリック医薬品を製造しています。
有効成分は新薬と同じで「シルデナフィル」で、ジェネリック医薬品は安く入手できるだけでなく有効性も保証されている良心的な医薬品です。