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モンスターペイシェントへの対応方法

イライラ

モンスターペイシェントには適切な対策を行いましょう

モンスターペイシェント、いわゆる、モンスター患者は、全国各地いたる病院に発生します。
無理難題を病院側に押しつけ、病院側の対応に不満が有る場合は、病院側に抗議をするべく、異常なまでの問題行動を起こす、恐ろしい患者として知られています。
入院患者でこうしたモンスターが発生する事もあれば、外来患者で発生する事も少なくないでしょう。

ですが、あまりにもあり得ない行動、言動に関しては、決して我慢をすることはありません。
必要とあれば警察機関を呼ぶことも視野に入れて、医療従事者や他の患者さんに被害が出る前に、早め早めに対策を取りましょう。

暴力や暴言、セクハラを行う患者に容赦は入りません

看護士へ暴力や暴言を吐いたり、セクハラを行ったりする患者さんも中にはいます。
そして看護士は基本的に強い人が多いため、セクハラ等を受けたら患者さんの手を叩き落とすぐらいの事をする方も居ますが、全員が全員そうではありません。
あまりにも悪質な場合や、あまりにも従業員に危険が及ぶ場合は、迷うこと無く警察に相談をしましょう。

警察に相談をする旨を事前に患者さん本人に伝えて、次に会ったら警察を呼ぶと伝えると、抑止力になる場合も有ります。
あまり事を荒立てたくないという場合は、一度忠告をする期間を設けてから、どうしても改善しない場合、警察に頼るようにしてみて下さい。

自身の病気の不安から来るモンスターには、丁寧な対応を心がけましょう

モンスターモンスターと言っても、全員が全員、頭が可笑しい理不尽な患者のみでは有りません。
最初はモンスターペイシェントでは無かったものの、病院の不適切な対応によって、モンスターペイシェント化してしまったという患者さんも実は多く居るのです。

例えば、自身が病気を発症して、十分な説明を受けられないまま、質問をしても何も答えて貰えないという場合。
患者さんは不安に思い、説明をして貰いたい一心で、ついつい強く医師に当たってしまう事もあるでしょう。
これは完全に医師の対応が悪いですので、誠実な対応を心がけ、患者さんに分かって貰えるような説明を心がけることが大切です。

また、病気の不安から、絶対に治すことを約束して欲しいと強く懇願する患者さんもいます。
そこで思わず情に流され、絶対に成功させますと言ってしまい、手術が失敗しようものなら取り返しが付きません。
モンスターペイシェントになってしまっても、文句を言えないでしょう。
いつ何時何が起こるか分かりませんので、絶対に約束できないことを言葉にしてしまわないように気をつけてください。

このように、モンスターペイシェントになる方にも何らかの理由があることがありますので、日々の対応には十分注意をするように心がけて下さい。